客観的に自分の糧になるだろうと思えたセミナー
  • UPDATE:2012.10.22
  • カテゴリー: コラム
慌ただしい10月です。。。

先週は、三日連続で「人事の学校短期集中コース」を
受講してきました。
職業柄、セミナーに接する機会は少なくなく。
セミナーというのは、お経を読むようなものか
新興宗教まがいのものか、が多いのですが
これは受けて本当によかったー!!と思えました。
「批判的」(物事の隅々まで検証しようとする傾向)が思いっきり高い私が言うのだから
私にとって、本当によかったものです 笑
その理由を簡単に言えば、「基礎と現実」です。

評価と育成について、自分は前職で基礎を
気が遠くなるほど叩きこまれたので、そこに迷いはないのですが。
それが、もっと全体と関連して考えることへの基礎とちょっとダークな現実を
改めて、理解することができました。

物事は、基礎が大切です。
私が13歳から始めたフルートを
40歳近くになって師匠に就いて、初めて感じたところでもあるのですが
基礎があれば、歩いていく方向に無駄に枝分かれができることは
あまりないと思います。
かと言って、単にマニュアルを読むだけで終わってしまう内容は
非現実的と言えます。

「リーダーシップとマネジメントの違い、それぞれを必要とする企業ステージ」
「現実的に運用ができる人事制度」
などなど、いろいろと言葉だけではない、得るものがありましたが
私が関わっている人材育成についても。

子育てした人ならわかると思いますが
人の「傾向(癖)」は、ちょっとやそっとでは変わりません。
短期的に変わるとしたら、それは「頓服」を飲んだようなもの、ということが
多いと思います。
「気づかせる」手法は世の中に多くありますが
それで「長期的に行動を変える」ということが、ほんとに難しい。
だから「人材育成」の成果が短期的に見えないため
そこへの投資は、難しいということが多いですね。

「ディベロプメント」とは、気づきを与え行動を変えることを働きかけるものなのですが
気づきは第一歩です。
行動を変えるのは、固い厚紙に根気よく折り目をつけるように、
継続的に小さなことを実行していただいていくことです。
そこが難しい。
でも、やらないと今の状態が続くということです。

小さなことから、すこーしずつ変わっていく可能性を追いかけるか
現状に留まるか。

今回の講座は、それも含めて現実的な裏表を聴くことができて
聴いてもらいたい人の顔が、たくさん浮かびました。

今週は展示会を2つ控えていて ものすごく時間がない中での受講でしたが
多分私の財産になったと思える内容でした。

ということで、明日は川崎産業振興会館で開催される
「ビジネスリゾート」で、「気づき」のお手伝いをいたします。
どうぞお立ち寄りくださいませ^^





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