- 若き社会人に考えてもらいたいこと①
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- 今年の半分が終わりそうな6月下旬、かなり久しぶりの更新になってしまいました。
この3か月を振り返ってみると、公私ともに若者世代と接する機会が多かったという感じです。
4月には、所属している異業種交流会で、新入社員研修講師の機会をいただきました。
緊張しつつ、皆さん一生懸命取り組んでいましたね。
昨年から立て続けに「若手社員の特徴」(いわゆる「ゆとり」「さとり」世代)をテーマに登壇する機会があり
一方で、入社2,3年目の方からの転職相談も受けたりしていました。
私は、高校生対象にキャリアに関する講義をする時 「働く」こととは、
「誰かや社会の役に立って、自分も幸せになること」
と言っています。
誰かや社会の役に立つ ということを考えてみるに、そこにはレベルがあって
社会人一年生から少しずつ質量ともに増えていくイメージです。
最初は教えてもらう、サポートしてもらうことが圧倒的に多い中で
誰がやっても大きな差が出ない役割を果たそうとし、余裕があればちょっとしたお手伝いをします。
一人前になり、人を教えるようになって、やがてチームをまとめたり新しい価値を創造することで
その人が役に立つステージは上がっていきます。
このステージを上がる際、何の苦労もなくとんとん拍子に、なんてことはほとんどなく
壁があっても諦めない「社会人としての精神的筋肉」が必要になります。
私は入社3年までを、この筋トレの時期と考えてもらいたいと思います。
壁は乗り越えるか、壊すか、穴を掘るか、誰かの助けを求めるか、違う道を考えるか
方法はともかく、「壁があっても目的地に到達することを諦めない」癖をつける時期ということですかね。
対人面や仕事面でつらいこともあると思いますが、それをすぐ諦めるのでなく
自分への投資の時期と思ってもらうことを勧めたいです。
人は動いたり、時間が経過すると見える風景が変わる とよく言っていますが
しっかり筋トレの時間を過ごしたら、必ず見える風景は変わっていると思います。
なので、この筋肉がついている人には、その後の選択肢も増えていきます。
結果、自分が幸せになる道を、選択できるようになるということです。
一つの風景しか見えないまま退職することは、とてももったいないと思います。
このネタ、もう少し続きます。
ちなみに「結婚したら専業主婦になって、少ししたらパートになるから関係ない」と思っているとしたら
それは自信をもって「違うよ!」と言います。
どの道を行っても壁はありますから。専業主婦歴15年の経験者より。
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