怒 について
  • UPDATE:2019.03.25
  • カテゴリー: コラム
前回の更新から、3か月近く経っていました💦

喜怒哀楽の中で、最も出さない方がよい感情が
「怒」ですよ、と研修で言っています。
研修で話していることですが
怒る時には、その目的を一度考えてみてください。
指導するためか、相手に怒りを表すためか。
前者の場合は、よくよくその方法が良いのか考えてみてください、と。
「怒」を出された相手はどうなるかというと
委縮するか、反発するか など。
言われた内容が自分の中に入るまでに、壁ができることが多くあるからです。

一方「怒」を出す側の方へのヒアリングでよくある背景ですが
何度も指導したけど、相手にまったく改善する傾向が見られない時が挙げられます。
それは、改善してほしい内容そのものというより
何度も言われているのに改善しないということへの
やるせなさが多いと思います。
その時は、改善しない理由を相手(後輩や部下)に聞いた後
そこに納得できる理由がなかった時(例えばわかっているけどやらないでいた)
であれば、はじめて「怒」が出てもやむを得ないかなあと思います。
もしかしたら、その部下はどうやって改善したらよいか、とか
どのレベルまで改善したらよいか、がわかっていない場合もあるかも?



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