- 言動の背景を考える
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- UPDATE:2017.10.01
- カテゴリー:
コラム
- 10月になりました!
私が大学3年生の10月から、もう○○年ずっとこの日のスタートは
ユーミンの「さざ波」を聴いています。
2月から始まったプロジェクトが大成功に終わり、それ自体が嬉しい中
そのお客様から新しいお客様のご紹介をいただきました。
成約するかはともかく、ご紹介いただく=満足していただいたのだと
そこが最もうれしいところですね。
弊社は営業的なことはほとんどしておらず
お客様からのご紹介で今に至っています。
ありがとうございますm(__)m
さて9月、数社様にメンター制度のお打合せや研修を行いました。
私が思うに、メンターの大事な入口は
「次もこの人に 話を聴いてもらいたい」
と思われることかなと思います。
メンター候補の参加者に
「今まで相談したいと思えた人ってどんな人でしたか?」
と聞いてみました。
①自分を受け容れてくれる人
②ネガティブな感情を出さない人
③ポジティブ志向な人
④聴いてくれる人
と、自分の経験の振り返りから、メンターとして「入り口」に必要な資質を
皆さまあらためて理解していただいたと思います😊
その中で①にはいろんなケースがあると思います。
そのベースは「自分の価値観と相手の価値観が異なる」ことを
受け容れられるか、だと思います。
・自分なら当然こうする or こう考えるのに
・自分はよかれと思って言った、やったのに
・どうして(自分に対して)指摘する(断る)んだろう
例を挙げるとキリがないかも?
食べ物の好みがわかれるように、人の志向や考え方にはいろんなパターンがあって
でもそれは自分自身が持っているのはよいと思います。
なんだけど、それが「他の人にも当然だ」と思うことで
コミュニケーションロス、ミスが生じる場合が多いかもしれません。
例えば、マイペースな人が「自分のやりたいこと、行きたいところ」に
「配慮性の高い人」を誘う場合。
【配慮性の高い人は、「断ることがストレス」になる】ため
数回断った末、不本意ながら応えるケースが多いです。
結果、ひっそりとそこに溝ができてしまっていたりします。
「こいつに心を開いてもらうためには、一緒に飲みにいくのが一番!」
と思っている上司や先輩、いませんか?笑
関係性を深めるのが【目的】なら、【方法】は相手の価値観を尊重したらよいのかも、、、
「自分の価値観が当然だ」と思う人が
メンティが悩んでいることにつき、自分が全く悩まない内容だと思い
「なんでそんなことで悩むの?」
と言ってしまったとしたら。
もしかしたら二度とそのメンターに、メンティは話さなくなるかもしれません。
自分が見えている風景と、相手が見えている風景は
違うのが前提だと思います。
そういうパターンを回避するためにも
「相手の言動の背景を相手の価値観として考えてみる」
のがよいと思います。
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