リスクの検討は、実現するために
  • UPDATE:2012.03.04
  • カテゴリー: コラム
昨日は、亡き師匠の追悼コンサートでした。
師匠は亡くなるぎりぎりまで 辛い顔一つ見せずに、私たちに
音楽の素晴らしさを教えてくださいました。

実は、自分にもフルートを教えた方が3人いらっしゃいます。
その1人が、昨日聴きに来てくださいました。
なぜ私なんかがフルートを教えることになったのかというと
もう16年前のこと。
小さな演奏会に、久しぶりにフルートで出演しました。
そのことを知った同じ集合住宅の、未就園の子どもを抱えるママ友だちから
「音楽をやりたいけど、子どもが小さいからできない。教えてもらえないか」
とお願いされたからでした。
私がしばらくお休みしていたフルートを再開する、本当によいきっかけをいただいたと
この3人の方には心から感謝しています。
練習場所は自宅リビングで、隣の部屋にそれぞれおもちゃやビデオを持ち込み
子どもを遊ばせながら、レッスンしました。
次女を出産してからも、続けました。
時間が自由にならない中で「やりたい」と始められた皆さんは
本当によく練習され、めきめき上達されました。

何かやりたい!と思った時に、障害はつきものです。
でもそれは
「やりたいことを実現するために」
検討することが大切だと思います。
そしたら、何かしらアイデアが湧くこともあります。
「できない理由を探す」ために、リスクの検討をするのは
あまりやりたくないから、その理由を作っているようにも思えます。

前向きにリスクの検討をしましょう!
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