「Will」を伝えること
3月です。
3月は私と主人の誕生月であり、また娘二人がいる我が家には桃の節句もありで
なんとなく金子家の月と勝手に思っています^^;

今日は何度かこちらでも書いている「3つのリング」について。
さきほど、うれしいうれしい電話をいただきました。
以前方向性を相談された若い女性の方です。
ずっとある道で素晴らしい成果を出し、その後も期待されてきた方でしたが
本当は違う方向に進みたく、でもそれを人に伝えられず、困っていました。
期待に応えたいという気持ちが強く、それを裏切ってしまうのではと
申し訳ない想いがあったのですね。
でも、思うのです。前に進むことであれば 伝えた上で相手、周囲がそれをどう受け止めるかは
相手が考えることなのだと。
「自分が少しでも動くと見える風景が変わりますよ」と言って 関係各所に伝えていただきました。
ただ、周囲が納得し応援したくなるような「プレゼン」は必要だったのですが
誰もが納得できる、高い目標を掲げられていました。
今日はその目標を(かなり高い!)達成しました!という電話をいただき
本当に、本当にうれしかったです。
これから新しいステージでがんばっていかれることでしょう。

その道に進むためにできることを、一生懸命がんばって(「Can」)
周囲に認められ、これから新しい役割を担っていく(「Must」)
こちらも「Will」を実現した素敵なエピソードです。
こういうエピソードもありました^^)

さて、社員さんとの面談で「(例えば)管理職になることについて、どう思いますか?」と聞くと
「自分にはなれませんよ~」
という答えが返ってくることが多いです。
次に「なりたいと思いますか?」と「Will」についてクローズドで質問しても
「だって自分は人に指示することとか絶対無理だし~」
と「Can」の答えが返ってきます。
「人に指示をすることが嫌いだから、なりたくないです」なら「Will」への回答ですが。
それでできるかできないか、はおいておいて、やりたいかやりたくないか、と分けて質問すると
できるならやってみたい、という回答が案外多いです。
「Will」を「can」で諦めてしまう前に、本当は「やりたいか」を考えてみて
○ならそれをどうやってできるようにするか、次に考えてみたらよいと思います。




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