真似できることと、できないこと。
  • UPDATE:2015.12.17
  • カテゴリー: コラム
下町ロケットは 原作と比べると、随分かっとばしてますが
観ている分には、おもしろいです。
細々と事業をやっている身としては、おもしろい!と感じて以上!
ではダメだなとは思っています。

ノウハウや成功事例を盗むケースは、どの業界にもあると思います。
昨日 神奈川同友会で株式会社湯佐和の湯澤社長の講演を
聴いてきました。
この著者さんです。

随所にマトリクスを使われ、聴く側のわかりやすさに配慮をされつつ
インパクトのある、素晴らしい内容でした。
その時に湯澤社長がおっしゃっていた
「コモデティ化」。
最初は斬新だったものが、他も倣ってふつうになっていく、て感じかな?

成長のために、真似るのはよい方法だと思います。
私も目標にしたい人がいた時、そのジャンルで一番力を出したい時には
その人になりきっちゃったりしていました。

でも。
思うのは、Openにした時に、他にパクられるのは覚悟の上なんだろうということ。
さらに伝えて活用してもらおうと思った時には
注意点や、判断基準も明確にするでしょう。
ですが、Openにする前に 信頼関係を利用して情報を得て
自分の利益のために欺いた、たとえば貴船教授は、私はやっぱりいやだ、許せないと思う。
一番大切にするべき、受ける側のことも 後回しにしてしまっている。

こういう人を見るにつけ、ビジネスで人を信じるのが 難しくなってくる。

プライベートとビジネスのあるべき境界線を破る人は
さびしい人なんだなあと思います。

だけど、パクリは所詮パクリだと思います。
本当にその相手に伝授しようとしたら、相手を信用して
核の部分も伝え、伝わるだろうから。

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