言葉<行動証拠
  • UPDATE:2012.08.15
  • カテゴリー: 評価
最近、よく学生さんの「被評価者」指導をさせていただいています。
良いものを持っていながら、アピール力がちょっと足りないことで
苦労されている方も多いような。
反対に、さほどでもない人でも うまくアピールすることで
内定しているということもあるかも?しれないですね。

面接のほとんどは「自己申告」です。
ある被面接者の方に、
「誰かと意見が対立した時はどうしますか?」
と質問したことがありました。
その方は
「お互いの意見を良く聞き出し合い、譲れるところは譲って歩み寄ります。」
と答えられました。
次に、
「では、最近意見が対立した時のエピソードを1つ、教えてください」
と聞いてみました。
掘り下げていくと、実は全く違う行動証拠が出てきました。
「話し合い歩み寄る」ということが「社会的望ましさ」であるとわかっているので
だいたいの人は、そう答えます。
問題なのは、本当にそういう行動をしているか、です。

面接で比較的簡単に見ることができる行動証拠は、
せいぜいストレス耐性の一部と、対人関係能力(好感度)ぐらいでしょうか。
グループ・ディスカッション(以下「G.D」)では目の前でいろいろな行動を見ることができるので
妥当性も、面接よりはるかに高くなります。
でも、G.Dは事前準備と評価者のトレーニングがとても大変なので
やはり面接というツールを使われることが多くなるでしょう。
面接を担当される方は、くれぐれも被面接者の「行動」に目を向けてください。

ちなみに、弊社ではG.D評価代行をとてもリーズナブルに請け負っております^^;
是非ご活用ください!

コラムのTOPへ戻る