自己申告と面接
  • UPDATE:2012.02.05
  • カテゴリー: 評価
自己申告型の適性検査の場合、「好き、嫌い」「得意、不得意」がデータとして現れます。
「好きこそものの上手なれ」と言うので、好き、得意と思っている業務に就くことは
本人にとって、負担にならない可能性は大きいですね。
ただ、適性検査の場合あくまでも「自己申告」なので、イコール能力、ポテンシャルではありません。
また、エントリーシートに書かれている内容も、100%自己申告です。
それを検証するのが、面接なり、グループディスカッションなりの評価ツールです。
得意不得意も大事ですが、好きでも全く成果を出せないということでは
ちょっと困ることが多いです。
「これまで成果を出せていなくても、好きならこれから育成するからいい!」
という企業様なら、それでもOKですが。
そうでなければ、能力、ポテンシャルについては、どのような行動をし成果を出したかを
確認しましょう。
その成果もなるべく具体的に掘り下げないと、実は自分はちょっと手伝っただけ、ということも多々あります。
「創造力のある人材が欲しい」という場合、「アイデアを出すことが好き」なのは大事ですが
好きでも、数多く出したアイデアが独りよがりで、一度も採用されたことがなければ、
「下手の横好き」ということです。

エントリーシートに書いてあることを、そのまま復唱してもらって
なんとなく納得しておしまい、という面接にはならないよう、注意しましょう。
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